• 前のページへ
  • 1ページへ
  • 2ページへ
  • 3ページへ
  • 次のページへ

夏目陽介

1965年 漆芸家 夏目有彦の長男として木曽に生れる。 国画会準会員
長野県の山懐に抱かれてひっそりと点在する漆の里、木曽にて夏目氏は、すでに室町時代に絶えたといわれる根来塗の古代技法の再現にとりくむ第一線の漆芸作家です。夏目陽介氏の創る根来には、本来の根来の持つ力強さ、荒々しさと同時に、控えめで優しい温かさが共存しています。東大寺大佛開眼1250年慶讃茶会にて使用された蓮弁型干菓子器など、お茶道具も多数製作。 作者の卓越した技術は、根来塗の赤と黒の微妙な色合いから生み出される“侘び寂び”を生み、朱の造形を古代から未来へ継承する日本を代表する漆芸作家である。

村瀬治兵衛

1957年、東京に生まれる。
1980年より木地師・塗師に従事。1988年より、池袋西武・京都吉兆・日本橋三越本店・福岡三越にて、父子展開催。2001年、三代目村瀬治兵衛を襲名、木地師として七代目を継ぐ。以後、各地にて個展を開催しています。一般的に漆塗りは、ほこりを嫌うため木地師と塗り師は分業制をとりますが、三代目村瀬治兵衛氏は、作品にあわせた木目の美しい素材を選ぶこだわりから始まり、木地を挽き、漆を塗り、完成まで一貫した制作をしています。棗・香合・炉縁などの茶器、懐石道具、盆や茶托といった普段使いの漆器を主に制作しています。

添田敏子

1931年、東京生まれ。国画会会員
1950年森義利氏に師事。型絵染めを考案した、芹沢銈介の精神を継承しつつ独自の世界を表現している染色家。添田氏は、日常ふとした場面で目についた面白い形などからインスピレーションを得るといいます。野菜のモチーフや暮らしの中のあらゆるものに美を感じとり、模様へと昇華させます。国内をはじめ、パリ・ニューヨーク・ハンブルクなど海外でも個展を開催。独特のモチーフと色彩が重なり、温かみのある絵画的な世界と、世界中で賞賛されています。

本郷孝文

1944年生まれ。国画会会員紬織作家
父・本郷大二のもと25歳から織の世界に入る。柳悦博氏を師と仰ぎ、その教えから糸質はもとよりその撚りの加減、着る人の身体に馴染む心地良さ、草木染めの透明感のある色などに徹底してこだわり、デザイン・美への考え方・見方など口では表現できない「間」というものを染織の美の目安として、様々な技法を駆使した着やすく美しい織物を追求しています。

本場大島紬

本場大島紬は、鹿児島市を中心とする鹿児島産地と名瀬市を中心とする奄美産地に大別され、鹿児島県が誇る伝統的先染絹織物です。現存する文献が少ないため正確な起源は定まっておらず、薩摩藩が奄美の島民に「紬着用禁止令」を出した享保5年(1720年)、以前から奄美で紬が生産されていたものと考えられます。 大島紬の特徴は、伝統的技法である精巧で緻密な絣で表現される絣加工技術と、古代染色「泥染染色」により、図案調整から始まり、糸繰り・整経・糊張り・織り締め・染色・製織等、大きく分けても30数工程と気の遠くなるような複雑な工程を経て、しかもそのほとんどが手作業により作りあげられた織物です。

本場結城紬

歴史は溯ること遠く紀元前、大和朝廷初期のころ。第十代天皇の崇神天皇の御代、多屋命(おおねのみこと)という人が、三野(美濃)から茨城県久慈郡に移り住みました。 多屋命はその地で、太い生糸を使って長幡部(ながはたべの)あしぎぬという織物を織り始めます。長幡部あしぎぬは、結城地方に伝わる結城紬となりました。本場結城紬の特徴は、とにかく軽く暖く肌触りが良い、着る度に風合いが良くなり体になじみます。親から子、子から孫へと代々受け継がれるだけの丈夫さや染織の堅牢さがあり、重要無形文化財にも指定されています。手紡ぎした真綿の糸を使い、十数万箇所にも及ぶ絣しぼり、体全身を使ういざり機で織り上げる“本場結城紬”には見た目の素朴さからは想像もできない伝統の技が秘められています。

古伊万里

佐賀県有田の窯場で生産された磁器を伊万里焼といい、有田の北部にある伊万里港から諸国に積み出されたのでその名がつきました。創始期のものを初期伊万里とよばれ、古伊万里は伊万里焼の中でも江戸時代に焼かれたものの総称です。

エミール・ガレ

1846年 フランスロレーヌ地方ナンシーに生まれる
アール・ヌーヴォーを代表するフランスのガラス工芸家エミール・ガレは、幻想的で大胆な図柄の作品を制作し、彼のアール・ヌーヴォースタイルはジャポニズムの影響を強く受けています。1889年パリ万国博覧会にて、芸術性豊かなガラス作品が評価されフランスを代表する工芸家の地位を確立します。1901年ナンシー地方の美術家(ミューラー兄弟・ドーム兄弟 他)たちを集め、ナンシー派という連盟を結成。アール・ヌーボー期のフランス芸術に多大なる影響を与えました。

  • a
  • a
  • a
  • a
  • a