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ドーム兄弟

1853年・1864年兄弟は、フランス東部アルザス地方に生まれる
19世紀~20世紀のフランスのガラス工芸家であり、エミール・ガレと共にナンシー派を代表するガラス芸術の担い手である。1889年パリ万国博覧会以後、日用品のガラスから美術工芸品としてのガラス作品を制作する。「アンテルカレール」・「ヴィトリフィカシオン」など特徴的な技法を多用し、色彩が複雑に混ざり合う重厚な色調・奥行きのある模様が印象的な作品を制作しました。

ミューラー兄弟

1895年、モーゼル地方のガラス一家に生まれる
ミューラー兄弟は、9人の息子と1人の娘の10人兄弟。兄弟5人がアール・ヌーヴォーの巨匠エミール・ガレの工房で働き、ガレの技術や作品の様式を学んだ。そして三男のアンリが独立し、リュネヴィーユに工房を開きます。その後、他の兄弟達も次々と工房に入ります。 ガレ率いるナンシー派に属しながら、より芸術的で穏やかな作品を制作しフランスのガラス工芸界で活躍しました。

マイセン

16世紀のヨーロッパでは、純白の地肌を持つ東洋の硬質磁器は人々の垂涎の的でした。東洋磁器の大コレクターであるザクセン侯アウグスト2世は磁器の制作に情熱を傾け、錬金術師であるベッドガーに開発を命じ、1709年ベッドガーはこれに成功し、1710年エルベ河畔のマイセンの地にヨーロッパ初の磁器工場が開窯されます。その後、絵付師ヘロルト、造形師ケンドラーによりマイセンの黄金期をむかえ、その人気と名声は現在に引き継がれています。マイセン窯は300余年という歴史の中で1920年~30年にかけて柿右衛門様式などのシノワズリーを流行させ、その後バロック、ロココ、新古典主義様式など時代に合った様式美を極め、ヨーロッパを代表する名窯として世界中の人々の心を捉え、その気品溢れた色彩とフォルムは他の追随を許さず、またその装飾美はみるものを圧倒し、感銘を与え続けています。

サン・ルイ

ヨーロッパ最古のガラスメーカーであるサン・ルイは、王政復古様式からモダンスタイル、ナポレオン3世様式からアール・デコ、さらにラディカルデザインまで実にさまざまな装飾様式を取り入れてきました。1938年7月21日、イギリス国王ジョージ6世とエリザベス妃殿下を来賓に迎えて、ヴェルサイユ宮殿で催されたフランス大統領主催の昼食会にて、サン・ルイのグラスセット(トミー)が採用されました。ヴェルサイユ宮殿「鏡の間」には、200人分のテーブルセッティングがしつらわれ、招待客を魅了したのです。19世紀にサン・ルイが世に送りだしたブルジョワ向けの豪華なグラスセットは、この歴史的な昼食会をきっかけに世界中から更なる脚光と賞賛を得ています。

モーゼル

1857年ルードウィック・モーゼルによって、ボヘミア地方の温泉保養地カルロヴィ・ヴァリにガラスの装飾工房が設立されました。その後ガラス生地工場も完成、優れた彫刻家によってカリクリスタルに精密な模様をグラヴィールするモーゼルのスタイルが確立し、その製品は各国の王室や皇室へ納入されました。第二次大戦後会社は国有化されますが1991年再びモーゼル社として独立、硬いカリクリスタルに深彫りする技法はモーゼルが誇る技術です。世界で初めて希土酸化物を使ったカラークリスタルを開発した実績を持ち、モーゼルの作品は、 1953年のエリザベス女王載冠式にも贈呈されました。

リモージュ

フランス南西部パリから約400キロに位置するリモージュは、ヨーロッパ有数の磁器の街として有名です。18世紀頃、磁器の主原料カオリンの鉱脈がこの地で発見されて以来、フランス王朝の華やかな宮廷生活を飾った磁器作りの都となりました。リモージュはフランスのリムーザン地方の中心都市で、1771年にグレル兄弟が窯を築き始まったリモージュ焼、七宝焼の街として有名です。

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